子どもも大人も夢中になった漢字ゲーム〜第67回青少年部展番外編・こぼればなし〜

なんで漢字ゲームなん?

 作品を見に来る子どもたちに、「楽しくて、ちょっとタメになる、なんかいいイベントはないかな」と考え、理事会で考えたのが「漢字ゲーム あわせて何ができる?」でした。

 漢字を構成する「へん」「つくり」、「かんむり」「あし」を組み合わせて漢字をつくろう!漢字は難しすぎても、簡単すぎてもダメ。そこで出品者数が多い4年生で習う漢字から「へん・つくり」で構成する漢字24字、「かんむり・あし」が24字の計48字を選択。

 

どんなして作らはったん?

 書展らしく、パソコンの文字ではなく、毛筆で手書きがいい。いざ、「へん」「つくり」「かんむり」「あし」を別々に墨と朱墨で書いてみると、これがなかなか難しい。書き上げた漢字を2セット用意するためコピーして、一枚一枚パネルに手貼り。これもまた、しわになったり、破れたりの失敗続き。縁は子供たちがケガをしないようにカット。あまりの手作り感に会場では「こんなめんどくさいこと誰がしはったん?」という声が。じつは作成は理事長・副理事長の初老チーム。老眼鏡をかけたりはずしたりしながら、計96枚を仕上げたのは、展覧会の前日というバタバタ。

 

「はんこ3個」の景品「おもしろ消しゴム」

「3問正解」でもらえる景品のかわいい消しゴムを格安で探してきてくれたのは会計さん。当初用意した200個はなくなり、あわてて100個補充したのはうれしい悲鳴でした。

 子どもたちに加え、一緒に来られた保護者の方々も必死で取り組んでいただいている風景を見て、本当にうれしく思いました。

 

サポートの先生の苦労

「これどうやるの?」「わからへん・・・」という子どもたちに1枚ずつカードをめくりながら、「これかな」と考えさせ、「はんこ3個」に導いてくださった先生方、ご指導ご協力ありがとうございました。

なんと!

「いいとこ見っけ島」に「漢字ゲームが楽しかった」という感想を残してくれた子どもたちもいましたよ。「はんこ3個」にちょっと自慢気な表情を見て、うれしく思いました。

 

「地蔵盆のイベントに使いたい」「地域の老人会の余興に貸して!」というオーダーもいただき、初老チームはちょっと喜んでおります。

来年も、来場の子どもたち、みなさまに「水明書道会って、楽しみながら、学べる」「なんかおもしろい」と感じていただけるようにがんばります。楽しみにしていてくださいね。

(事業部・石飛 篝)

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