漢字ゲームこぼれ話 その2

大好評! 漢字ゲーム

 

 

第67回水明展青少年部で行われた漢字ゲーム、評判はおおむね好評でした。

こんな楽しいゲーム、皆さんも作ってみませんか?

 

自分で作るときは、少し厚めの紙(画用紙など)を「名刺」か「カルタ」

くらいの大きさに切ります。

 

そのカードに、学校で今までに習った漢字を分解して書いて行きます。

へんとつくり、かんむりとあし、などたくさん書いてくださいね。

 

ただ組み合わせるだけでは、簡単すぎてつまんないや、というかたは

違った組み合わせ方もやってみてください。

 

 たとえば、2枚ではなく3枚以上のカードを組み合わせて一つの漢字を

作ってみるというのは、いかがですか?

 「立」と「日」と「心」を上から下にならべると『意』、「心」の代わり

に「十」を使うと『章』ができます。

 『盟』、『萌』、『墨』、『盆』、『働』なども3枚のカードで

できそうです。

 

 ここでちょっと話は変わりますが、「林」を分解してカードを作っていた

時に気づいたのですが、「林」はへんもつくりも「木」ですが、同じ「木」

でもへんとつくりではかなり様子がちがいます。へんの方の「木」は真ん中

から右側がとても短く、最後の右はらいは、点のようです。

 へんの右側にはつくりがくるので、ぶつからないよう、へんが遠慮して

右側を小さくしたのでしょう。

 同じように「火」「金」なども「ひへん」や「かねへん」になると、右側が

とてもみじかくなります。

 

 漢字ゲームのカードを作って遊ぶと、ほかにも漢字についていろいろ気づく

ことがあるかも知れません。

 漢字はとても奥深くておもしろいものです。漢字に興味がもてれば、漢字を

おぼえたり、漢字を筆で書いたりすることがきっと楽しくなるでしょう。

(小塩美映)

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