水明書展 要項掲載!!

事務局 北川詩雪です。

夏も近づく八十八夜は、5月2日でした。

今日は5月16日。

すでに夏の気候となってますね!!

真夏の7月8月の暑さが、今から怖いです\(◎o◎;)/

 

夏といえば、水明書展ですよね(^◇^)\(#^.^#)v 

水明書展の要項を当ホームページの「水明書展案内」のところに

掲載しております。ご活用ください。

 

今年は、下記の日程で開催いたします。

今年も「青少年部」と「一般部」は別開催となります。

 

子どもたちに、大人の作品を見て欲しいですし、

大人の方にも、子どもたちの作品をぜひとも見て欲しいので、

別開催は残念です。

ですが、それぞれ、盛大な開催をめざして頑張りますので、

皆さんもたくさんの力作のご出品お願いします。

もちろんご高覧も。

 

平成30年度 水明書展

第67回 青少年部
   会期 平成30年7月27日(金)~29日(日)
      午前9時~午後5時まで (但し29日は午後4時まで)
   会場 京都市美術館 別館2階(京都市左京区岡崎公園内)

第69回 一般部
   会期 平成30年8月10日(金)~8月12日(日)
      午前10時~午後6時まで (但し12日は午後4時まで)
   会場 京都文化博物館 5・6階(京都市中京区三条高倉)

◇青少年部は昨年とは会場が異なりますのでご注意ください
◇多くの方々の作品を展示して展覧会を盛り上げたいと思います
◇各支部の先生には、一人でも多くの方にご出品いただけるよう
  ご協力賜りたくお願い申し上げます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過日、赤チン色と申しておりました案内ハガキです。

ここでは、実際の色とは少し違った色で見えているかと思います。

少し「みかん色」「オレンジ色」に近いですね。

 

さて、色の話をここで少し。

「月刊水明」5月号の臨書講座・漢字のコーナーで、

大河内李湖先生が「黄州寒食詩巻」の解説をされています。

そこに、「燕支(えんじ)」の花という言葉が出てきました。

「赤い花無垢な花」ということですが、

これが、臙脂色という語源なの?と

疑問に思いました。

 

調べてみると、

臙脂色とは、中国の燕支山でたくさん咲く「紅花(べにばな)」にちなみ、

それで染めた色のことだそうです。

現在は、カメムシ目カイガラムシ上科の一部の昆虫で染めているらしいです。

(虫からでも染色できることに、これまたビックリしました)

 

明治・大正・昭和を生きた歌人・与謝野晶子の歌集「みだれ髪-臙脂紫-」では、

「臙脂色は誰にかたらむ血のゆらぎ春のおもひのさかりの命」

と詠んで、熱い恋心と情熱をこの色に託しています。

つまり、血の色ということですね。

 

最近の若い方がたは、

この色のことを

「ボルドー(Bordeaux)」と言うらしいです。

「えんじ色」では、通じないとか。

当方のアラサー(30代)の生徒さんに教えてもらいました。

ボルドーは、フランスの赤ワインの産地の地名。

「赤ワインのような赤紫色」ということだそうです。

 

そして、臙脂色といえば、

早稲田大学のスクールカラーですよね。

(たしか、京都の立命館大学も、この色ですよね)

これは、シカゴ大学の校色「えび茶色(マルーン・maroon)」からだそうです。

 

えび茶(maroon /reddish brown)

臙脂(dark red)

赤紫色(Bordeaux/wine red)

 

近い色でも、いろいろあるものだと感心してしまった次第です。

もちろん、墨の黒い色でも、

色々と形容できるので、当たり前かもしれませんね。

 

話が少し脱線しましたが、

何色にもなる墨の黒で表現されたすばらしい作品群が、

今夏の水明書展の会場で並ぶことを楽しみにしております。

(事務局 北川詩雪)

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